From jokogumo-note

いよいよ今週末。

 

jokogumoさんでのIIE展の準備が進んでいます。

 

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さらに、jokogumoさんの素晴らしいところはお店だけに留まりません。

別冊よこぐも手帖というブログからの情報発信がまた素敵なのです。

「行ってみたいトコロ 盛岡」というリトルプレスも手がけられたりしています。
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さっき調べていたら、文章だけじゃなく、写真もご自身で撮られたものということで、すごいな〜と感動しました。

 

いいものを伝える。それは言葉としては簡単だけど、実際にはとても難しいこと。

 

ダイヤモンドの原石を磨くというよりも、浜辺のなんともなく埋まっている貝の模様をなんとなく素敵だなぁと感じて、他の人にもその良さがわかるように奇麗に洗って、丁寧に並べていく、ちょっと一言視点のポイントを添えたりして、そんなイメージを僕は持っています。

 

そこにあるなんともないものは、他のどこか誰かのなんともあるものだったりする。

 

そんなことをコツコツ丁寧にご自身とお客様の感覚に沿って重ねてこられたのだろうなぁと思います。

 

 

そんな素敵な別冊よこぐも手帖さんにIIEを嬉しい形でご紹介して頂いたので、最後に記事を転載させて頂きます。

 

 

楽しみです。

 

(以下、別冊よこぐも手帖より転載)

 

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会津木綿はその名のとおり福島県の会津地方に伝わる木綿生地。始まりは今から400年ほど前にさかのぼります。張りのある丈夫なこの布は夏はさらりと気持ちよく、冬は空気を含んであたたか。使うほどにやわらかくなり肌にも馴染んできます。江戸時代より庶民の普段着、野良着として愛されてきたのにも納得の魅力溢れる綿織物です。

 

(最盛期には30ほどあった織元ですが残すところわずかに2軒。そのうち1軒も今年に入って休業中、廃業の危機に直面しているとのこと。何とか残ってくれることを願うばかりです。)

 

そして、その会津木綿を現代の暮らしに馴染むようデザイン・企画しているのがIIE(イー)。変わった名前だな、と思われる方も多いかと思いますが、これをパタンとひっくり返すと… 311。そう、忘れもしない数字です。会津出身、IIEの代表である谷津さんが大学卒業後にUターンして始められました。

 

実は、私が知っているIIEのことはこのことと、ストールのフリンジ部分は会津地域の仮設住宅に住まわれている方々の内職仕事であるということ、それからあとは素敵な商品を作っているということくらい。それでもIIEには共感とともに妙な親近感を覚えます。ニュートラルなんだけど、きちんと伝わってくるのですよね。

 

どういう想いの元…というような話は改めて聞いたことはないのだけど、自分たちが大切にしたいものごとに自分たちらしく関わり、それをまわりと共有していく。そういうシンプルだけど大切で共感できることを地元でやっている人たちであり、またいかにその土地の文化を継承しそれを魅力として発信するか、そのアイデアが求められる時代においてIIEそのものも大切な存在であるように思います。

 

会津が育んできた素敵な木綿生地とIIEの仕事。会場には会津木綿の製作過程を紹介するパネルも展示の予定です。