原山木綿とIIEのストール展 2015年3月1日(日)-29日(日)

開催の想い

 

僕たちが尊敬し、愛してやまない原山木綿。

その最後の生地たちをどのような形で届けていくのが、一番恩返しになるのだろうかと悩みました。

 

残された最後の原山木綿を、より多くの方に日々使っていただくこと。それが、原山木綿を次の時代に伝えていくために僕たちができることなんじゃないだろうか。

そう思い、「原山木綿とIIEのストール」と題して2015年のIIE展を開催することに決めました。

 

この機会を通して、本当に大切にしてくれる方の元で何十年と使って頂けたら、会津木綿の歴史を担って来た先人達もきっと喜んでくれるはず。

もちろん僕たちや作り手さん達も、それが嬉しい。

そんなこれから生まれるHAPPYな時間の始発駅にこのIIE展がなればいいなぁ。

 

 

<追記>

IIE展を準備している間に、原山木綿の復活の光が少しずつ見えてきました。まだどうなるかはわからないが、この企画展が操業再開の後押しとなればと思います。

今僕たちにできることは、すでに暮らしの一部となった原山木綿の品々と、里親のような気持ちで彼らのふるさと原山織物工場の再開をゆっくりと、焦らず急かさず待ち続けることなんじゃないかな。

 

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第3回 IIE展

原山木綿とIIEのストール展

2015年3月1日(日)-29日(日)

郷土の誇り会津木綿。 400年あまりの間、その独特の風合いと様々な縞模様が地元に愛され続けてきました。 明治時代に最盛期を迎え、およそ 軒を 数えた織元も時代の流れの中、 今は残すところ2軒。 その内1軒の原山織物工場も、 残念ながら今年1月に操業を中止。

120年近く続いた歴史に幕を下ろすことに なってしまうかもしれない状況です。 原山木綿でしか作れなかった 見事な会津木綿の数々。 今回はそんな原山織物工場の生地を ストールの形にして、多くの人たちに 使って頂くことで伝統工芸を残したい、 そんな想いから展示を行います。 くらしの中に会津木綿をもう一度、 これからも。

 

□イベント & ワークショップ

トークセッション 「作る人×伝える人×使う人~会津木綿ストールで広がる輪~」

3月1日(日)11:00~13:00

廣嶋めぐみ(作り手)×谷津拓郎(株式会社IIE)×小林幸恵(使い手)

ごはん付き 1000yen

 

和紙+会津木綿「ブックカバーワークショップ」

3月15日(日)15:00~17:00

参加費 1個500yen + おやつと飲み物500yen

親子での参加歓迎!

ワークショップは定員10名様限定になります。

ご予約はお電話 0241-23-5188 にお問い合わせください。 当日、材料や道具は会場にてご用意いたしますので、 手ぶらでOKです!

 

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